本日、2025年9月16日(火)に、ごかつら池どうぶつパークにて「野生傷病動物保護施設 内覧会」を開催いたしました。
当日は多くの関係者の皆さまにご参加いただき、施設の設置経緯や今後の活動方針についてご紹介させていただきました。

野生傷病動物保護施設(ニホンカモシカ)を設置した経緯

これまで三重県内の野生傷病動物保護施設は、三重県菰野町・御在所岳に所在した「財団法人日本カモシカセンター」が担っておりました。
しかし、2006年の閉園以降、県内に野生動物を収容・保護できる施設が存在しない状態が続いていました。

このような状況を改善し、傷病や衰弱などで救護が必要な野生動物を受け入れられる体制を整えるため、以前ニホンザルの展示場であった「猿山」の改修工事を行い、NPO法人ECCOMとごかつら池どうぶつパークが協働し、ニホンカモシカの保護施設を設置する運びとなりました。

今後の取り組み

今回の施設設置を出発点として、県内の希少動物の保護・治療・リハビリ・野生復帰に向けた活動を進めてまいります。
また、保護活動と並行して、広く一般の方々に野生動物保護の重要性を知っていただけるよう、教育・啓発活動にも力を入れてまいります。

今後とも温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


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