
ヘビ類

コーンスネーク
英 名:Corn snake
学 名:Pantherophis guttatus
分 類:爬虫類 有隣目 ナミヘビ科
分 布:アメリカ合衆国の森林
食 性:肉食性
寿 命:7-10 年
生 態
名前の由来は、お腹の模様がトウモロコシに似ているためや、トウモロコシ畑によく現れるためと言われている。おとなしい性格で、ペット用のヘビとして人気。
ボールパイソン
英 名:Ball python
学 名:Python regius
分 類:爬虫類 有隣目 ニシキヘビ科
分 布:アフリカのサバンナや森林
食 性:肉食性
寿 命:20 年
生 態
危険を感じるとボールのように身を丸めるため、この名前がついた。
上唇に穴が開いており、これは「ピット器官」と呼ばれる器官。熱を感知することができ、暗闇でも獲物を探すことができる。


カーペットニシキヘビ
英 名:Carpet Python
学 名:Morelia spilota
分 類:爬虫類 有隣目 ニシキヘビ科
分 布:インドネシア、オーストラリア、パプアニューギニア
食 性:肉食性
寿 命:20 年
生 態
成長すると全長2m以上になる半樹上性のニシキヘビ。複数の亜種がおり、それぞれの体色や大きさが異なる。メスは筋肉の収縮を利用して卵を温める。
カメ類

ケヅメリクガメ
英 名:African Spurred Tortoise
学 名:Centrochelys sulcata
分 類:爬虫類 カメ目 リクガメ科
分 布:アフリカ中部のサバンナや砂漠
食 性:草食性
寿 命:30-50 年
生 態
世界で 3 番目に大きなリクガメ。後足と尾の間に、蹴爪のような突起があるのが特徴で、名前の由来となっている。野生では巣穴を堀って、昼間の暑さをしのいでいる。
アカアシガメ
英 名:Red-footed tortoise
学 名:Chelonoidis carbonarius
分 類:爬虫類 カメ目 リクガメ科
分 布:南アメリカ中部~北部の
サバンナ、森林、熱帯雨林
食 性:草食性だが、貝類や昆虫なども食べる
寿 命:30-50 年
生 態
前足や頭部に赤い模様が現れるのが特徴。甲羅は成長に伴い側面がくびれ、ひょうたん型になる。湿度の高い環境を好む。


ギリシャリクガメ
英 名:Greek Tortoise
学 名:Testudo graeca
分 類:爬虫類 カメ目 リクガメ科
分 布:ヨーロッパ南部、北アフリカ、
西アジアの乾燥地帯
食 性:草食性、主に草類や木の葉・果実・花など
寿 命:5-10 年
生 態
昼行性で、夜は木などの伱間や穴を掘って過ごす。環境によっては冬眠もする。名前は背甲の模様がギリシャ織のように見えることが由来。
二ホンイシガメ
英 名:Japanese Pond Turtle
学 名:Mauremys japonica
分 類:爬虫類 カメ目 イシガメ科
分 布:日本の池、沼、平地の河川
食 性:雑食性
寿 命:20-25 年
生 態
日本固有のカメ。江戸時代の銭の形に似ていることから「ゼニガメ」と呼ばれていた。お尻あたりの甲羅が「ギザギザ」になっている。


クサガメ
英 名:Reeveʼs Pond Turtle
学 名:Chiemys reevesii
分 類:爬虫類 カメ目 イシガメ科
分 布:日本、中国、韓国の池、沼、
平地の河川
食 性:雑食性
寿 命:20-25 年
生 態
身の危険を感じたときに「足の付け根」からくさい匂いをだすので「クサガメ」と名付けられた。オスは成長するにつれて「黒化」といって体が黒くなる。
トカゲ類

フトアゴヒゲトカゲ
英 名:Central bearded dragon
学 名:Pogona vitticeps
分 類:爬虫類 有隣目 アガマ科
分 布:オーストラリア東部から南東部
食 性:昆虫や草花、果実など
寿 命:約10年
生 態
体色は砂漠などで天敵に見つかりにくい保護色になっている。アゴの周りにあるトゲのような突起があり「アゴヒゲ」のように見え、それが名前の由来でもある。
アオジタトカゲ
英 名:Blue-tongued Skink
学 名:Tiliqua
分 類:爬虫類 有隣目 トカゲ科
分 布:インドネシア、オーストラリア、パプア
ニューギニアの森林、草原、砂漠等
食 性:雑食性で、花、果実、爬虫類、両生類、
昆虫等を食べる
寿 命:約 10 年
生 態
外敵に襲われた際に、名前の由来となった青色の舌を出して、威嚇する。複数の種類が存在し、種によって模様や大きさが異なる。


ニシオニプレートトカゲ
英 名:Rough-scaled plated lizard
学 名:Grrhosaurus majorbottegoi
分 類:爬虫類 有鱗目 カタトカゲ科
分 布:アフリカのサバンナや砂漠
食 性:雑食性で、花、果実、昆虫、小型の
爬虫類や哺乳類を食べる
寿 命:10 年
生 態
体の側面に、赤い線を持つのが特徴。地面を掘って巣穴を作り、外敵を見つけた際や、昼間の高温時には、そこで過ごす。
カエル・イモリ・サソリ類

ジュウジメドクアマガエル
英 名:Amazon Milk Frog
学 名:Trachycephalus resinifictrix
分 類:両生類 無尾目 アマガエル科
分 布:南アメリカ北部の熱帯雨林
食 性:昆虫や小型の節足動物
寿 命:5~8 年
生 態
アマゾンに生息する樹上性のカエル。目に十字状の黒い模様が入っていることが名前の由来。危険を感じると皮膚から乳白色の毒液を出すことからミルキーフロッグとも呼ばれる。
ミツヅノコノハガエル
英 名:Long-nosed Horned Frog
学 名:Megophrys natsuta
分 類:両生類 無尾目 コノハガエル科
分 布:マレー半島南部、スマトラ島
ボルネオ島
食 性:昆虫や小型の節足動物
寿 命:5年
生 態
目の上と鼻の上の先にツノのような突起がある。じっとしていることが多く、枯葉のような見た目は林床の落ち葉にうまく溶け込む。オスは非常に大きな声で鳴く。


シュレーゲルアオガエル
英 名:Rhacophorus schlegelii
学 名:Zhangixalus schlegelii
分 類:両生類 無尾目 アオガエル科
分 布:日本(本州・四国・九州)
食 性:昆虫や小型の節足動物
寿 命:3〜5年
生 態
田んぼや畑のそば、湿った草むらなどに多く見られる。夜になると活動を始め、小さな虫やクモなどを食べて暮らす。春頃にオスが鳴き、メスと出会うと、田んぼの土の中にトンネルを掘りその中に卵を産む。体の色は葉っぱに似た緑色で、敵に見つかりにくくなっている。
ヒガシニホンアマガエル
英 名:Japanese Tree Frog
学 名:Dryophytes japonicus
分 類:両生類 無尾目 アマガエル科
分 布:日本(本州・四国・九州)、東アジア(朝鮮半島・中国東部)
食 性:昆虫や小型の節足動物
寿 命:3〜5年
生 態
森林や田んぼ、水辺などに生息している。鮮やかな緑色の体色を持ち、周囲の環境に応じて体の色を変えることができる。春から初夏にかけて繁殖期を迎え、オスは「ククク…」という鳴き声でメスを呼ぶ。夜行性で夕方から活発に活動する。


モリアオガエル
英 名:Forest Green Tree Frog
学 名:Rhacophorus arboreus
分 類:両生類 無尾目 アオガエル科
分 布:日本(本州・四国・九州)
食 性:昆虫や小型の節足動物
寿 命:3〜5年
生 態
梅雨の頃になると池や沼の近くの木の枝に泡状の卵塊を産みつける。日中は葉の陰でじっとしており、夜になると木の上や地面を移動して昆虫やクモを捕らえる。地域によっては天然記念物に指定されていることもある。
アカハライモリ
英 名:Japanese Fire-Bellied Newt
学 名:Cynops pyrrhogaster
分 類:両生類 有尾目 イモリ科
分 布:日本(本州・四国・九州)
食 性:昆虫や小型の節足動物、ミミズ、小魚、甲殻類、オタマジャクシ
寿 命:10年
生 態
黒っぽい背中と鮮やかな赤い腹が特徴。赤い腹部の皮膚から弱い毒(テトロドトキシン)を分泌する。主に水中で生活し、小さな水生生物を捕食する。春になると水辺で繁殖を行い、植物に卵を1粒ずつ産みつける。近年では環境の変化や都市開発により減少傾向が見られる。


アジアンフォレストスコーピオン
英 名:Asian Forest Scorpion
学 名:Heterometrus sp
分 類:クモガタ類 サソリ目 コガネサソリ科
分 布:東南アジア
食 性:昆虫や小型の節足動物
寿 命:5年
生 態
アジアの熱帯雨林に生息し、多湿な環境を好む。毒性は弱くヒトに対しては致死的ではないとされ、狩りをするときには主にハサミ状の触肢を使い獲物を捕らえる。